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3日でようやく完成するカレーフィリング パンステージ・マイ 東伏見店の箱入り娘『カレーパン』

DATE
2015.7.13

「箱入り娘」。それはお店の一番人気とも、お店の一押しとも違う、パンの作り手がごくごく個人的な好みで選んだ「私的一押しパン」のこと。そんな箱入り娘を探して、都内のパン屋さんを巡ります。

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西武新宿線東伏見駅から徒歩7分、都心の喧騒から少し離れた住宅街にパンステージ・マイはあります。取材日は平日で、かつ天気はあいにくの雨でしたが、お客さんが途絶えることはありませんでした。地域のみなさんに広く愛されているお店なのでしょう。

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今回、「箱入り娘」を紹介してくれるのは、土岐拓矢(ときたくや)さん、23歳。専門学校を卒業後、新卒で入社した若きパン職人です。土岐さんの「箱入り娘」はいったいどんなパンなのでしょう。

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“パン職人”になったのは、パンで「みんなを笑顔に」したいから

土岐さん「祖父がパン屋さんだったので、パンは小さい頃から身近な存在でした。僕が通っていたスイミングスクールで、祖父の作ったパンを配ることがあって、そうするとみんなが笑顔になるんです。
そんな環境で育ったので、自然と製菓・製パンを学べる調理学校に進学しました。人を笑顔にすることができるパンが大好きだから、パンを作って人を笑顔にしたいと思ったんです」

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「自分の店が一番おいしいと思う」手間暇かけた自家製カレーの魅力

土岐さん「僕にとっての箱入り娘は『カレーパン』です。お店の一番人気でもあるんですけど(笑)。昔からカレーが好きで、いろんなカレーライスやカレーパンを食べ歩きました。でも、やっぱり自分の店のカレーが一番おいしいんですよ。
自家製のカレーフィリングは完成までに3日かかります。1日目は鶏ガラスープを炊いて、2日目はそのスープを休ませる。3日目にようやくカレーになります。うちのカレーは角切りの大きなお肉が特徴ですが、それがホロっと崩れるくらいじっくり煮込むんですよ。

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生地も揚げたてのサクサク感を追求するために、改良を重ねています。なので、みなさんにも揚げたてを味わってほしいです。おうちで食べるときは、できればトースターで軽く温めてから味わってほしいですね」

パンステージ・マイ 土岐拓矢さんの箱入り娘「カレーパン」

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サクッとした食感が耳からも伝わってくるカレーパン、たまりません。食べ進めていくと、こだわりのカレーフィリングとご対面です。

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びっくりしたのは、やはり噛むとすぐにホロっと崩れる大きなお肉の柔らかさ。たしかに専門店にも引けを取らないカレーそのもののおいしさです。ほどよくスパイスの刺激が効いたカレーは、揚げているのに重くないパン生地と、見事にマッチしていました。

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新しいパン屋さんの扉を開くとき、そこにはきっと、作り手の思いが込められた箱入り娘がいることでしょう。お店のおすすめでも、一番人気でもない彼女たちに出会うために、次回も箱入り娘を探します。

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《Infomation》
ベーカリーハウス・マイ
住所:〒202-0014
東京都西東京市富士町3丁目4−12 メープル四季 1F
TEL:042-450-5031

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フリーの編集・ライター。実家がパン屋なのでおいしいパンを探し歩くのがすき。この世で一番愛らしい動物はかばだと思っています。
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